マジックに使うカードの基礎知識
カードマジックに使うカードを選ぶとき、いくつかの条件があります。
材質は紙で、裏のデザインは淵が白く空いていて、天地のないものがいいです。
やはりおすすめは“バイシクル”ですね。
いろいろなカードについて、書いておきたいと思います。
◇バイシクル
上に書いたように、いろんな意味でバランスのとれたカードです。一番、おすすめするカードでしょう。
◇Bee
質はバイシクルと同じなのですが、裏模様が淵まであるので、手品では使いづらいところがあります。マジックの中で、密かにカードがひっくり返しておく事があるのですが、淵までデザインがあるとひっくり返ってるカードが、揃えていても横から見て分かるので、使いづらいです。
ただ、セカンドディールなどの、ギャンブリングテクニックを使うときは、淵までデザインがある方がバレにくいです。
◇タリホー
バイシクルと同じなので、手品に使うには、何の問題もないでしょう。
サークルバックは、あっさりしたデザイン。ファンバックは、タロットカードのようなデザインです。
ただひとつ気になるのは、ジョーカーのイラストくらいです。
◇アビエーター、トーピードなど。
アビエーター、トーピード、キャラバン、モホーク、バトルアックス、これらのカードはケースは違いますが、実は中身は同じです。
どのカードもスペードのエースに“AVIATOR”と書いてあるので、アビエーターが元のようです。
販売する国によって、ケースを変えているそうです。
裏のデザインは、かなりあっさりした感じです。あっさりしすぎて、好みは分かれると思いますが。
カードの質は紙ですが、上のものと表面加工が少し違います。
上の3つは、表面は少しザラッとした感じですが、このカードはシットリとした感じです。決して湿っているわけではないのですが、表現としては一番近いと思います。
微妙な違いですが、デックを使い慣れている方なら分かると思います。コシは少しやわらかく、厚みは少し薄いと思います。ジョーカー2枚を加えた54枚が、バイシクルの52枚くらいの厚みです。
私が今、一番気に入っているカードです。
レギュラーデックをいくつか扱っているので、欲しい方はこちらからどうぞ。
TRICK STUDIO